タブレット学習 の無学年制ってなに?
「無学年制」とは自分の現在の学年に関係無く、どの学年も受講することができる学習スタイルのことを言います。
例えば、幼稚園年長さんで文字が書ける、足し算も出来る、文章も書けるといった場合には、幼児コースの通信教育だと物足りない可能性が非常に高いです。
小学1年生のコースを受講された方が能力が伸びる可能性は高いですよね。
飛び級して学ぶとも言いますが、タブレット学習で実際の学年よりも上の学年を受講する場合、やはり無学年制のメリット・デメリットについても知ってから申し込まれることをオススメいたします。
ここでは主に、無学年制のメリット・デメリットについて見ていきたいと思います。
Contents
無学年制、無学年方式とは
「無学年制」「無学年方式」とは、学年に関係無く個人の学習レベル、進み具合に合わせて勉強をすることが出来る学習スタイルのことです。
通信教育、タブレット学習サービスの多くは無学年制となっており、1学年上の学習内容を受講することが出来ます。
小学校の授業を先取り学習したい場合なども、無学年制であることを利用して学ぶことが出来るということになります。
小学校、中学校、高校は基本的に今の学年の学習をクラス単位で進めていきますから、どうしても学習が遅い子に合わせて進むということになる場合が多いです。
そのため学校の勉強が物足りない・・・というケースもあります。
逆に、とても苦手な科目があり、もっと学年を遡って勉強したいというケースもあるでしょう。
無学年制の通信教育やタブレット学習の場合には、今の学年に関係無く受講を選べますから、個人の学習レベル、理解度に応じて飛び級して学習を先取りしたり、以前の学年に遡って復習することが可能となっています。
無学年制で通信教育をするメリット・デメリット
無学年制で勉強するメリット・デメリット、どちらもあります。
学習に利用するタブレット学習などによっては、途中で受講する学年コースを変更する際に余計な出費になるケースもあります。
そのため、無学年制で勉強するメリット・デメリットをしっかりと理解した上でお申し込みになることが大切です。
無学年制のメリット
無学年制のメリットについて、まず見ていきたいと思います。
学年に関係なく勉強出来る!
無学年制の最大のメリットは、今の学年の枠にとらわれずに勉強出来ることです。
学力レベルは個々人で違いますから、お子さんの実力に応じて学ぶことが出来るメリットは大きいと言えます。
学校の先取り学習、復習ができる
無学年制で学ぶ際、多くの場合には、
「今の学年にプラス1年、マイナス1年で学習する」
お子さんが多いと思います。
得意な勉強は先取り学習をする。
苦手な科目は復習に使って、学力の底上げを目指す。
中学受験、高校受験が近い学年の場合には、無学年制のメリットを活かして学習を組み立てやすくなります。
自分の学習ペースで進めることが出来る
無学年制の通信教育の場合、自分の学習ペースで進められるようになっている場合が多いです。
(そうではなく毎月の課題として進捗目標、提出が設定されてるタブレット学習や通信教育もあります。お子さんの年齢に応じて、といった選び方になります)
苦手な科目を重点的に学習しても良いですし、得意な科目を先取り学習しても良いですから自分の学習ペースで進めることが出来ます。
テスト前や受検前にも、自分なりに重点的にどう学習するか、といった計画も立てやすいといえます。
無学年制のデメリット
無学年制のデメリットです。
無学年制の仕組みについてしっかりと理解した上で選択される場合にはあまりデメリットとして挙げることは無いかなと思います。
先取り学習をしたものの、やはり理解できない可能性
無学年制の通信教育やタブレット学習を選ぶ場合、目的はやはり、
- 先取り学習
- 苦手科目の復習
となると思いますが、得意科目で先取り学習をしてみたものの、途中からやっぱり分からない・・・となる可能性はあります。
学年によっては親ではもう解説など、対応が難しいですよね。
特に親が苦手な科目の場合、子供に「ここ、分からないんだけど・・・?」と聞かれてもお手上げだと思います。
小学生のお子さんであれば、まだ対応できそうですが、中学、高校と学年が上がったらもう無理でしょう。
先取り学習の場合、解説を見ても理解が難しいという可能性はあるということは、理解されておいた方が良いでしょう。
お子さんの性格にもよるかもしれませんね。
理解できるまで諦めずに勉強するタイプか、割と諦めるタイプなのか。
先取り学習に向いているかどうかは、日々、子供の成長を見守ってきたご両親の判断も必要です。
途中で学年変更をする場合、制約がある場合も
通信教育やタブレット学習にもよりますが、
「やっぱり今の学年に合わせた学習コースに変えたい!」
といった場合に、翌月から無料で変更が学年の変更が出来る場合。
費用がかかる場合などがあります。
どういった料金体系なのかは、しっかりと通信教育やタブレット学習に申込みをされる前に確認が必要です。
無学年制で学ぶことができるタブレット学習
無学年制で学ぶことが出来るタブレット学習をご紹介します。
- 進研ゼミ 小学講座
- スマイルゼミ
- すらら
- スタディサプリ
- デキタス
- RISU算数
- Z会Asteria
- e点ネット塾
- ショウイン(ネット松陰塾)
- ガクネット
などがあります。
タブレット学習で無学年制で学ぶメリット
「タブレット学習+無学年制」で学習する場合、様々なメリットがあります。
- 自宅で勉強出来る(塾の送迎がない)
- 自分のペースで学習できる
- 塾、家庭教師よりも料金が安い
- 学習の進捗を親も共有できる
- タブレット学習は場所を取らない
などのメリットがあります。
親としては、
「料金が安い」
「塾の送迎の時間的な負担が無い」
といったことはタブレット学習の大きなメリットかなと思います。
タブレット学習で自宅で学習する場合、お子さんが自宅学習に向いているかどうかも重要になります。
無学年制のメリット・デメリット、お子さんの学習スタイルなどを考慮して、自宅学習に利用されることが必要になりますね。
ぜひ無学年制の特徴、メリット・デメリットを押さえて、お子さんの学習にお役立てください。